自己破産の対象には「個人借入」は含まれる?
自己破産の対象に個人間の借り入れも含まれます。個人借り入れと言うのは友達や家族から借りたお金になります。
普通は消費者金融や銀行などで借りたお金が大半を占めると思いますが、人によっては、友達や家族からお金を借りて返すことができない状態に陥っている人がいらっしゃると思います。
私は自己破産を経験しましたが、消費者金融、奨学金、家や車を持っている場合は、その所有物のローンや資産、生命保険の解約返戻金等、すべてが自己破産の対象になりました。
私は消費者金融から借り始めましたが、銀行のカードローン、セゾンカードや楽天カード等のキャッシングもたくさん使ってきました。最後に借りることができなくて、生活費のために友人や家族からお金を借りていました。
低額から始まった借金も、もう気づけば返済が出来なくなるほどの金額になっていることがほとんどです。
親や友人への借金、法的には返さなくていい
自己破産を選ぶと、基本的には借金が免除されます。免除されるということは、返す必要がなくなるということです。
債務整理の中には任意整理、個人再生、自己破産がありますが、基本的に任意整理と個人再生は利息のカットや借金額の圧縮につながる制度なので、返さないといけないお金が0円になる事はありません。
自己破産を選ぶと、すべての借金が0になるので、いろいろなサイトでも言っていると思いますが、基本的には裁判所の決定が出た後、債権者に対して返済する義務は一切なくなります。
返したい気持ちと、返せない現実
ここからは私の本音を赤裸々にお伝えしたいと思います。まず借金をしているなら、働いたりどうにかして返せばいいだけの話じゃないかと思われると思いますが、簡単には返済することはできませんでした。
なかなか生活に余裕ができないので、返済機会もありませんし、借金に苦しめられていたので、基本的にまた借金をお願いするような悪循環に入っていました。
友人は私の状態を知っていたので、強く催促することなどは基本的にはありませんでしたが、友人もお金がなくなると、基本的に友人自身が借金をする前に私に返済を求めてくるので、その点は大変苦しかった思い出があります。
返している金額も多かったですし、常に借りたり返したりを繰り返していました。返済が終わった後に、お金を借りるという現象が続いていたので、キャッシングで例えるとご利用可能額が返済によって増えて、その後にお金を借り、ご利用可能額が少なくなったような感覚になりました。
それを私の場合は6年から7年続けていました。友人などの個人借り入れの0円を目指しているのに、いざ0円になると気が緩みまた借り入れをすることが頻発していました。
私が最終的に選んだ判断とは
私が最終的に選んだ選択をここでお伝えしたいと思います。私は何人もお金を借りている人がいました。借金が0円になるという通知が債権者に届きます。これは自己破産をした人ならわかると思いますが、基本的に弁護士からも連絡がありますし、裁判所から連絡が来て、債権者全員に対して異議申し立てがある場合は、2ヶ月ほどの申し出期間を得て自己破産の決定を裁判所が判断するという流れがあります。
しかしここで債権者が異議申し立てをしなかった場合は、そのまま自己破産が決定します。なので、債権者の友人や家族はその後私が借金を返してくれるのかどうかという不安に陥ると思いますし、私自身も何かふわふわした感情があった時期だと思っています。
ここで異議申し立てをした場合、債務者の私には連絡が入ります。その後に裁判所で話し合いを行い、事実を確認して裁判所が自己破産の決定を下すかどうかの決定を行います。
私は返したい人にだけお金を返しました。これが最低な選択なのか、最高の選択なのか分かりません。しかし私は親切にしてくれた人全員に対して借金を全額返すことを諦めました。それにはしっかりとした理由があります。
私はギャンブルで大変苦しめられました。私は借金で何かを得たり、高級な物を所有したりしていた事は一度もありません。良い思いをしたことが一度もなかったからです。
そんな借金を今後も返し続けるとなると、私の場合は個人借り入れが約1,000万円程あったので、月2万円で返した場合、500回ほどの支払いになります。これは私にとって大変なストレスになるとわかっていましたし、私は自己破産によって生活を改めて、これから頑張ろうと思っていました。
自己破産によって借金から解放されて、自分が今後自分のために生きようとしているのに、それが大変な足かせになることを知っていたからです。ただ返さない人は私のことを恨むと思います。どうしても許せない状態になると思います。
その時は私は弁護士に間に入っていただきますし、もし私の決定が許せない場合は、裁判でも起こしていただければいいという気持ちでいました。それぐらい私自身は、冷静で今後の自分に対しての生活で精一杯でした。自己中心的だと言われても仕方ありません。別に私はそれでいいです。そう思われても全く問題ありません。
私は今までの人間関係が少なからず自分の借金に結びついていると思っているので、自分の生活環境を変えるためにも借金を返していく必要は無いと判断しました。
この債務整理ナビを債権者は知らないと思いますが、私自身は友人を一切憎んでもいません。まだ私自身は友人のことをたまに考えたりもします。しかし私から連絡することはありません。それは私がどんな顔して会えばいいかもわからないですし、友人を思うのであれば借金を返すことこそが1番の正解であると分かっているからです。
逃げる人生を歩むことになりますが、借金生活でたくさんのストレスを常に抱えてきた私にとって、これぐらいのストレスは全く問題ないことにも気づいていました。
なので私は本当に返したい人とこれからも会ったり、仲良くしたい人のみに借金を返済することにしました。全員に返済する義務が必要かどうかは分かりませんが、私自身は人を選んで返したい人にのみ返すことが私の正解であると思います。
私の正解ですので、自分が一番気持ちがいい判断をしてください。
あなたが決めるときに考えてほしいこと
あなたがもし自己破産後に支払いをするかどうかという選択を迫られたときに、今までの借金生活のことを振り返ってほしいなと思います。どうでしたでしょうか? 大変借金に苦しめられてきたのではないでしょうか? お金のストレスは1番のストレスになります。その原因を作ったものは何でしょうか? 自分でしょうか? 環境でしょうか? 友人でしょうか? 私にはわかりませんが、基本的に借金ができた理由や背景が必ずあると思います。
なので、もし自分が善人になり、これからも残りの借金を自己破産で借金が0円になり、返済義務はなくなったけれども返し続けるという人は、その選択肢もありかもしれません。私自身は借金があることで貯金もできないですし、自分自身の生活や将来の夢などを叶えることができないと判断したので、そういった選択を取りました。それは世間から見ると卑劣で逃げていると判断されても構いません。私は好きなように生きることを決めました。それぐらい振り切ったのです。
なので支払いをするかどうか悩んでいる人がいれば、ぜひしっかりと今までの人生を振り返ってあげてほしいなと思います。返済しなくても誰も何も言ってきませんし、捕まることもありません。既に借金は債務整理によって0円になっています。ただ相手がどう思うか、相手がどういう悲しみを持つかということを考え続けていてもキリがありません。お金を返さないという選択以外は債権者から見るとすべて不正解になってしまうからです。あなたも分かっていると思います。
なのでもし返さないのであれば返さない。返そうと思うのであれば返す。別に全額を返す必要はないと思いますし、現時点で会話ができる相手であれば、しっかりと状況や気持ちをお伝えして、相手に対する敬意を払いつつ、自分ができる最大限の取り組みをしても良いかもしれません。私は自分自身が嫌になっていたので、それはすべて面倒だと思いました。その行動が正解かもしれませんし、不正解かもしれません。何が正解かはその人によって変わってくると思うので、しっかりと自分が後悔しないようにしてほしいなと思います。
後悔がないということと、自分の気持ちに正直になっているということはイコールではないと思っているので、本当に自分がしたいこと、本当に自分が選びたい選択を選んでください。そうすれば別に借金を返さなかったとしても、清々しい気持ちで生きることができると思いますし、どこかで今回の辛い記憶を思い出すことがあっても、自分が選択した生活を過ごすことができているので、今後同じ過ちを繰り返さなければ問題ないと思います。
ここはすごくシビアな問題になってくると思うので、自分が本当に選びたいこと、何度も何度も同じことを言いますが、本当に自己破産で1番と言っても過言ではないくらい悩む部分だと思うので、ぜひこのページを見た人は自分に素直になってほしいなと思います。自分が幸せになることを最優先に考えてほしい。